地域医療への貢献者へ
Y.T
仕事を通して誰かの人生にプラスの影響を与えられるようになりたいという思いから、新卒でエス・エム・エスに入社。非常勤看護師の転職支援を行うキャリアパートナーとなる。その後、事業推進へ異動となり事業部のデータ集計や戦略推進に従事。1年半の経験を経て再びキャリアパートナーに戻り、現在はケアマネジャーの転職支援におけるマッチング業務に携わっている。
サービスの多様性が、新たなキャリアを開く
エス・エム・エスは、人材紹介以外にも事業所の経営支援や看護学生のサポートなど幅広いサービスを提供しています。将来新たにやりたいことが見つかったときにチャレンジできるサービスの多様性が、入社を決める大きな理由のひとつとなりました。実際に働き始めてから、この希望は実現できているように思います。入社当初は非常勤看護師のキャリアパートナー(人材紹介の営業職、以下CP)としてキャリアをスタート。その後、事業推進部門に異動、営業組織の目標数値に対して進捗を報告するレポートの作成や、営業施策におけるKPIの設定・現場展開など、事業戦略を推進する役割にチャレンジしました。事業推進部の業務を1年半経験したのち、直接顧客に貢献したいという思いが再び強くなり、現在はCPとして、利用者様の状態を把握してケアプランなどを計画するケアマネジャーという職種の転職を支援しています。
異なる業務を経験したからこそ、越えられた壁
CPから事業推進となり、再度CPに戻るというキャリアを経たことで、自己成長のための壁をひとつ越えられたと感じています。新人時代は言われたことをがむしゃらにやることに夢中で、なぜやるのか、やった結果どのような成果につながったのかなど自身を客観視することが苦手でした。しかし、事業推進という組織全体の数値を管理する業務経験を経た今は、以前より高い視座をもって自身や所属チームを分析できるようになっています。例えば、未経験者と経験者など属性別に求職者を分けて数値分析すると、私は未経験者のマッチング成功率は高いけれど、ベテラン級の求職者に対してはまだまだ改善の余地があるなど、自発的に検証できるようになりました。チームに関しても全体数値を見て課題を把握、何を改善していくべきかという話をする機会が格段に増えています。
視座が上がり、自身のなかで高まった使命感
以前と異なるサービスのCPになってみて、業務の社会的重要性を改めて認識するようになりました。地方では、1人しかケアマネジャーが所属していない居宅介護支援事業所などが多々あります。深刻な人材不足のなか、そのケアマネジャーが退職してしまう最悪の場合は閉所となり、その地域に住む方々が十分な介護や医療を受けられなくなる可能性があります。これを防ぐためには、単に事業所を紹介する数を増やすだけでなく、資格を持ちながらも業務未経験の方に仕事の魅力を伝えることで、ケアマネジャーそのものの数を増やすことも重要なミッションだと捉えています。ケアマネジャーに特化して人材紹介をしている企業は、当社を除いてそれほど存在しません。だからこそ私たちがより深い知識を身につけ、サービス品質を高める必要があるんです。自身の家族が介護を受けた時に従事者の方に大変お世話になった経験も相まって、社会を支えて頂いている専門職の方がいきいきと活躍できるように少しでも力になりたいという気持ちが強いです。一つ一つのマッチングにこだわって、社会に貢献していきたいと思います。