社会を変えていく
R.Y
大手小売企業にて人事総務に携わり、人材育成や組織づくりの重要性を実感。教育や採用に関わる仕事を突き詰めたいと考え、成長の仕組みや誠実な仕事ぶりがあることを感じたエス・エム・エスの門をたたく。キャリアパートナーとして成果を出すなかで、チームリーダーを経験。2024年より中国地方エリアのグループ長として、エリア戦略の立案・実行や人材育成・採用・組織風土の醸成に携わる。
真摯に働いて成長できる仕組みに、惹かれた
エス・エム・エスに惹かれたのは「誠実に仕事へ向き合う姿勢」と「成長できる仕組み」があったからです。新卒で小売業に入り、営業未経験だった当時の私は「営業は数字がすべて」といったイメージ。ですが、エス・エム・エスでは「営業は社会に貢献するための手段である」という誠実な考え方が一貫していると、面接を通して感じました。営業プロセスやKPIがロジカルに言語化されており、社員がスキルアップするための仕組みが確立しているのも魅力的でしたね。ここでなら、未経験からの転職でも着実に成長できると思えたんです。
しかし、初めての人材紹介営業は、正直難しかったですね。私はスロースターターで最初の10ヶ月ほどはなかなか成果が出ませんでしたが、社内の勉強会や書籍、YouTubeなどとにかくさまざまなトークスクリプトを学び、通勤中のインプットや復習を繰り返すうちに、少しずつ自分らしい営業のやり方が培われていきました。社内の成績ランキングによって自分の現在地を把握できたり、各拠点のハイパフォーマーが技術をシェアしてくれる機会があったりしたのも、モチベーションアップにつながったと思います。
自分が担う役割は、こんなにも大きいんだ
前職では、自分の仕事でお客様が直接喜んでくださる場面にはあまり出会えませんでした。その点、キャリアパートナー(人材紹介の営業職、以下CP)は目の前のお客様に直接貢献できる仕事。はじめて成約した求職者様のことは、いまでも忘れられません。3人のお子さんと奥様を養っていくために働かないといけないのに、なかなかよい就職先が見つからない方だったのですが、私の提案で無事に入職が叶いました。そのとき「自分の人生を変えてもらいました」と感謝の言葉をいただき、いま自分が担っている役割の大きさを実感したんです。また、去年亡くなった祖母が、お気に入りの介護スタッフさんに会ってとてもうれしそうにしている姿を見たときもそうでした。エンドユーザの立場からも介護業界で働く方々への尊敬が深まり、人手不足や働き方の課題を解決したいという思いを新たにしました。
CPの仕事は決して楽な仕事ではありません。人の人生に関わる大きな決断を手助けする仕事なので、責任も伴います。辛いときや失敗するときもあります。その分、良いサービス提供が出来た時の喜びは大きいですし、責任ある仕事だからこそ私たちは成長し続けなくてはならないと、強く思うんです。
一人ひとりに合った教育を届けたい
いまは中国地方のエリア責任者として、グループ長を務めています。エリアの戦略立案や実行、人や組織に関わるマネジメント全般が仕事です。前職でも似たポジションにいたため、教育や組織づくりにはずっと興味がありました。入社時の基礎固めは本社の教育部門が行いますが、現場に出てからの具体的な悩みに寄り添い、CPとしての研鑽に取り組むのはグループに配属されてから。日ごと週ごとの営業状況や個性を踏まえ、一人ひとりに合ったマネジメント方法を探しながら指導できるのは、非常にやりがいがありますね。
よい教育体制や組織の風土をつくることは、1+1を5にも10にも増やしていくようなもの。グループ長として、一緒に働く組織の仲間が5年後、10年後に、あのときあの組織で働けて良かったと思えるような組織作りをしたいと思っています。それはただ仲が良い、楽しいだけではなく、真摯に仕事に向き合いながら誰もが安心して発言したり行動でき、そしてその発言・行動が「顧客により良いサービスを提供するために」「仲間と組織をより良くするために」という同じベクトルで考えられるような組織です。そうあるために、多様な価値観を受け止め、対話を通じて一人ひとりのなりたい姿をとらえながら、私自身も人として成長していきたいと思います。