よりよい未来をつくっていく
I.K
前職は注文住宅を扱うベンチャー企業の営業職。裁量権の大きな仕事にやりがいを感じていたが、同社の黒字倒産により転職。のびのびと仕事ができる社風に惹かれ、エス・エム・エスに入社した。医療従事者と事業者をマッチングするキャリアパートナーとして活躍し、名古屋事業所のグループ長として組織を率いたのち、現在は法人営業組織のグループ長として全国展開する大手法人とキャリアパートナーをつなぐ役割を担う。
主体性を持って、自分らしい仕事をする
エス・エム・エスの第一印象は、よりよい仕事をするために、社員一人ひとりが自分の意見を持っている会社。私の採用面接を担当してくれた方が、良いと思った人材を周囲にしっかりとアピールしたり、他社員との面談を積極的に設定したりするなど、主体性を持って働いている様子からもそんな社風が見て取れました。会社の規模は大きいのに、自分が裁量を持って働けそうだと感じたんです。
入社後は私も一貫して自分らしい仕事を心がけています。キャリアパートナー(人材紹介の営業職、以下CP)としてお客様に寄り添うのは当たり前。それだけでなく、業界理解を深めるための勉強会や社内でのノウハウシェアも大切にしてきました。少しずつ周りから頼られるようになり、自分が得た知識を会社に還元できている実感が芽生えると、さらに面白みが増していきましたね。
仕事は好きですが、昔から趣味の海外旅行も続けていて、休むときはしっかり休んで遊ぶ、というメリハリを大事にしています。同僚の皆さんが気持ちよく送り出してくれるのもありがたいです(笑)。
「自分のために」ではなく「お客様や未来のために」
5年前に管理職になってからは、目の前の仕事と社会のつながりをさらに強く意識するようになりました。私たちCPが務めてきたのは、担当する都道府県や地域における医療課題をとらえ、人材の需給調整を果たすこと。社会の要請に応えたサービスを提供することで、業界の人手不足や医療の偏りを解消できるかもしれないのです。自分なりに立てた戦略の実現に取り組むなかで、少しずつ担当エリアの課題を解決できていると実感したときには、大きな喜びがありました。
自分一人でできることには限界があるけれど、チームを持ったことで、社会に貢献できる量や質を引き上げられたのもうれしいことでした。エス・エム・エスにいるのは、誠実に仕事と向き合う人ばかり。「自分のために」ではなく「お客様のために」や「未来のために」を考え、信念をもって取り組める仕事は、とても心地がいいんです。当社の事業は他の会社でも事業化できると思いますが、一人ひとりが良い未来のために真剣に努力し続けられる組織をつくることは、簡単ではありません。多くの社員が同じ思いでいるからこそ、みんなでよりよい未来をつくっている――そんな感覚が味わえます。
目の前の顧客をサポートすることで、業界発展を促す
現在は全国展開をしている大手法人顧客と、現場のCPの懸け橋となる、法人営業のグループ長を担っています。どのエリアでどのような年代・働き方をご希望される求職者が多いのか、当社転職サービスへのご登録が増えるタイミングはいつかなど、さまざまなデータをエリアごとに分析して戦略を立案。広い視野で全国を見渡し、これまで提案しきれていなかった施設や応募者へのフォローを通じて、よりよいマッチングを目指します。気をつけなければいけないのは、エス・エム・エスの方針や目標ありきのご提案にならないよう、つねに顧客の立場に立つことです。いまお客様は何にお困りなのかを丁寧にお伺いしたうえで、できることを考える。信頼に足るパートナーでいられるよう、ときには厳しい現実や意見をお伝えすることもあります。でも、当社への期待を超えたサービスをご提供するためには、欠かせない姿勢です。そうした仕事を通じて、よいサービスや人材活用で業界をリードしている大手顧客を伸ばすことができれば、それは医療・介護・福祉業界全体の底上げにつながるのだと思います。自分が毎日真剣に向き合っている仕事が人の役に立てていると感じられて、未来の自分や家族にも返ってくる。そんな稀有なこの仕事を、これからも頑張っていきたいです。