就職活動で大切にしていた軸は「自分ならではの仕事をして成長できる」「具体的な感謝がもらえる」業界。同業他社でキャリアアドバイザーや採用担当を経験したのち、より大きな成長と貢献を実現したい、成果を実力主義ではかってもらいたいという思いで、業界のリーディングカンパニーであるエス・エム・エスへ転職をしてきました。実際、当社のキャリアパートナー（人材紹介の営業職、以下CP）として働くなかで、その喜びをたくさん感じることができたと思います。たとえば、事業存続のための人手が足りなくなった訪問看護施設へ、期限内に良い人材をご紹介できたとき。自分の働きで地域医療の維持や患者様ご家族のQOLに貢献できたと思うと、うれしさはひとしおでした。前職は転職時期が近い方のみ対応をしていたこともあり、転職スパンを限定せず長く求職者に寄り添っていける営業体制も、自分に合っていると思いました。長期にわたって信頼関係を構築することで「いつか転職するときには絶対にあなたにお願いしたいです」なんて、幸せなお言葉もいただけるんです。

エス・エム・エスでは営業プロセスごとのデータを分析しているため、どこをどう直せばスキルアップにつながるかが論理的に理解できます。「面談率は高いけれども面接設定率が今一つ伸びない」「でも面接実施内定率は高い」といった自身の営業の特徴を見える化し、日々の行動で課題解決に向けたPDCAを回すことで、ぐっと力を伸ばせました。入社2年目からはチームリーダーも務め、これまでの成功体験を言語化することで、自分もメンバーももう一段階成長できたと感じています。CPを2年半務めるなかで、ほぼすべての期で表彰をいただくほど、数字の成果を残せるようにもなりました。自身の課題に対して根拠を伴った細やかなフィードバックをいただけるからこそ、やる気次第でどこまででも伸びていけるのが、エス・エム・エスのよいところだと思います。

そうした経験を活かして、2024年からは大阪拠点初の新卒育成担当に就任。大阪事業所に配属予定の新卒入社者が、本社での初期研修後にスムーズに現場へ入ることができるようスタンスやスキルの成長を手助けする役割です。研修や日々の1on1を通じて、営業職の厳しさと面白さ、日々の活動が顧客・業界・日本の未来への貢献につながっていることを、実体験を踏まえて伝えています。学生から社会人になったばかりの皆さんが、自分の幸せと社会への貢献の重なりを見つけて、自分らしく成長していってくれたらなと日々思っています。
私自身はというと、いずれは営業の現場に戻り、自分の管掌マーケットに大きな影響を与えていきたいです。プロのCPが提供すべきは、顧客の期待を超える貢献。単なる御用聞きではなく、顧客に気づきを提供できるコンサルティング力を高めていきたい。求職者には転職のプロとして、事業者には採用のプロとして、リアルな市況感や各エリアの状況を汲んだご提案をしていきたい。そうすることで医療福祉業界に人材が定着していけば、業界のイメージも変わり、長い目で見た社会課題の解決につながっていくと思います。自分自身も次の時代に貢献できる人材になれるよう、いまは育成担当の仕事を通して人材育成や組織運営の能力を高めていきたいです。