保育業界に誠実なマッチングを増やしたい
S.T
前職は保育士。4年ほど勤務していた認可保育園では、保育観や価値観の不一致に直面する同僚から相談を受けるなど、早期離職に繋がる現場を目の当たりにしていた。次第に「保育士と保育園がともに幸福であり続ける長期的な雇用関係を実現したい」という願望が芽生え、保育士の転職を支援できるエス・エム・エスに入社。キャリアパートナー経験後、新人の育成担当に就任。研修開発などに携わっている。
入社2年目に、新人研修をゼロから設計
入社当初は、保育士の経験を活かし保育士人材バンクという保育士の人材紹介をする部門でキャリアパートナー(人材紹介の営業職、以下CP)として従事していました。入社2年目に熱意をもって志願し転身、現在は同部門の新人育成の企画運営を推進しています。育成担当になって、最初に取り組んだのは保育士人材バンクの新人研修の全面リニューアルです。人事や同部門のグループ長と連携しながら、研修の企画設計から当日の運営まで、ゼロから任せてもらいました。研修実施後の新人の反応も上々でほっとしています。上長たちからも「保育現場の事がよく分かり、今の自分にも学びがある。この研修がもっと早くあればよかった」という評価をいただき、大変光栄に思っています。
保育士になってよかったと思える人をたくさん増やしたい
保育士が保育園に入職する前に、園の保育観や方針に納得・共感してもらうことで、保育士の長期就業を叶えたい。そんな強い願いを胸にエス・エム・エスへ転職しました。保育業界では、保育園との価値観の違いに悩み早期離職していく保育士が少なくありません。CPになって目標として掲げてきたのは、長期就業を叶えるマッチングをひとつでも多くつくること。「自由な保育がしたい」「カリキュラムを組んでしっかり教育したい」など保育士と保育園双方の保育観に耳を傾けて、価値観がフィットするマッチングにとことんこだわってきましたし、当社の方針も長期就業のマッチングを貫いています。長期就業が叶えば保育園も保育士も、そして私たちも幸せな関係を結べる。転職して、まさに私がやりたかったことを実現することができました。
業界ナンバーワンになる必要がある会社
エス・エム・エスは、単に保育士を多数保育園に送り込むのではなく、質の高い転職支援を最優先としています。だからこそ私は、この会社は、業界でナンバーワンになる必要がある存在だと確信しています。また、エス・エム・エスは社員一人ひとりの成長を本当に大切にしている会社です。入社後驚いたのが「たくさん失敗をしてこそ成長が出来るので、たくさん挑戦して失敗してくださいね」と言われたことです。自身の失敗を後進に伝えることでも、引き続き育成担当として社員の学びを支えていきたいです。今は新人たちの成長を見守ることが楽しみではありますが、今後は新人研修以外にもチャレンジしたいなと思っています。例えば、CPの業務効率化を目指して環境を整備することで、CPが保育士や保育園とより向き合える時間を増やすような役割にも興味があります。より質の高い転職支援に貢献できるよう、私自身も試行錯誤しながら成長していきたいです。